■歴史資料館■「上天神遺跡出土辰砂関連資料展(香川県指定文化財(考古)指定記念)」 を開催します

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■歴史資料館■「上天神遺跡出土辰砂関連資料展(香川県指定文化財(考古)指定記念)」 を開催します

昭和62年から平成4年度にかけて、高松市上天神町・三条町において高松東道路建設に伴う埋蔵文化財調査として実施された上天神遺跡の出土遺物のうち、弥生時代後期の辰砂(しんしゃ関係資料(土器1261点)が、本年8月の香川県文化財保護審議会において香川県指定有形文化財(考古)の指定答申を受けました。

辰砂とは、硫黄と水銀の化合物(硫化水銀)のことで、古来より神聖な赤色の顔料として容器の装飾や、古墳の石室など埋葬施設の荘厳化に用いられました。

上天神遺跡出土の遺物は、辰砂が内側に付着していることから、装飾ではなく、辰砂加工の専用具と考えられます。西日本では三重県や徳島県の鉱床が知られていますが、香川県内では辰砂を産出する鉱床はないことから、交易や流通などの経済活動が弥生時代に盛んに行われたことを示す重要な資料です。

8月29日(火)~9月26日(火)に香川県埋蔵文化財センターにおいて「上天神遺跡出土辰砂関連資料展」として記念速報展を開催したものを、香川県教育委員会生涯学習・文化財課及び香川県埋蔵文化財センターのご協力を得て、遺跡所在地自治体での公開事業として、当館のロビー展で紹介します。

場所:高松市歴史資料館 ロビー(サンクリスタル高松4階)

〒760-0014 高松市昭和町一丁目2-20 tel.087-861-4520

期間:平成29年12月26日(火)~平成30年1月24日(水)

休館日:月曜日(休日の場合は翌平日)

時間:午前9時~午後5時

観覧料:無料

関連行事

展示解説「上天神遺跡出土辰砂関連資料について」

講師:香川県教育委員会事務局 生涯学習・文化財課主任文化財専門員 信里芳紀 氏

開催日:平成30年1月13日(土) 午前10時30分~

場所:サンクリスタル高松4階 歴史資料館ロビー 展示コーナー前

参加費:無料

申込:不要 直接ロビーにお越しください。